過去の公演Archives


2026年
3月

ヒッホップダンス
ワークショップ開催!
3月8日(日)15:00〜16:30





2026年
1~2月

国際舞台芸術祭
『踊る。秋田』Vol.10
メインフェスティバル


演劇週間
2026年1月31日(土)19:00〜
2026年2月  1日(日)15:00〜

ウンゲツィーファ公演
『8hのメビウス』深化版
出演/黒澤多生 / 近藤強 / 高澤聡美 / 豊島晴香 /
はましゃか / 藤家矢麻刀 /百瀬葉 / 山田薫

STAFF

作/演出 本橋龍
脚本・演出:本橋龍
劇半:浜間空洞
美術:小駒豪
照明:渡邉結衣/(有)ブラスト
音響:はましゃか / 山田薫
映像:megzo
舞台監督:黒澤多生
演出助手:はましゃか / 山田薫
宣伝美術:一野篤
絵:樋口寛人
記録写真:コンドウダイスケ AKITEDG
記録映像:(有)ブラスト
制作:山中美幸 / 山下悠





ダンス週間
国際ダンスセレクション
2026年2月6日(金)19:00〜
2026年2月7日(土)19:00〜
2026年2月8日(日)15:00〜



踊る。秋田賞

  • 審査委員長:麿赤兒
  • 審 査 員:石井達朗
  • 審 査 員:山川三太
踊る。秋田賞とオーディエンス賞のトロフィー



踊る。秋田賞
井田亜彩実(日本)& ソ・ジョンビン(韓国)『Sleepwalker』



オーディエンス賞
トーマス・ヌーン(イギリス/スペイン)『After Party』



審査員特別賞
植野 晴菜(日本)『憶ゆふち』
ヌートナファ・ソイダラ(ラオス)『90/now』


◆海外フェスティバル招聘作品

◎シンガポール cont・actコンテンポラリーダンスフェスティバル
髙 瑞貴(日本)

◎ラオス ファンメコン・ダンスフェスティバル
パク・スヨル(韓国)
トーマス・ヌーン(スペイン)
アデル・ゴー(シンガポール)
髙瑞瑞貴(日本)
井田亜彩実 & ソ・ジョンビン(日本/韓国)
小松﨑 結友/三木 麻衣(日本)
植野晴菜(日本)
イム・ヘウォン(韓国)
藤井香(日本)

◎香港ダンスエクスチェンジ
髙瑞貴(日本)
トーマス・ヌーン(スペイン)

◎韓国 インターナショナル・パフォーミングアーツ・プロジェクト(IPAP)
オレ・カムチャンラ(ラオス)
パク・スヨル(韓国)
トーマス・ヌーン(スペイン)
ジャスティン・リー(香港)
井田亜彩実&ソ・ジョンビン(日本/韓国)
藤井香(日本)

◎韓国 ニュー・ダンス・フォー・アジア(NDA)
ヌートナファ・ソイダラ(ラオス)
井田亜彩実&ソ・ジョンビン(日本/韓国)



上演された14作品のうち、12作品が海外フェスティバルに招聘されたというのは、今までの国内の国際ダンスフェスティバルの歴史を見てもあり得ないほどの快挙です。
『踊る。秋田』に参加すれば世界に飛躍できるという、文字通り「秋田を世界の文化交差点にする」という目標が達成された瞬間でした。
観客もゲストも出演者も、参加したすべての人が「素晴らしいフェスティバルだ」と絶賛してくれたフェスティバルになりました。

◆2月6日(金)19:00〜 ファイナリスト第1組
・植野 晴菜(日本)『憶ゆふち』

振付・出演/植野 晴菜

<振付家コメント>
やさしさと痛みが沈む記憶のふちにたち、“いまを生きる”ということを問い直す。

<芸術監督コメント>
いわゆる「舞踏」のジャンルに属する作品であるが、とても素直に踊れていることに好感する。舞踏家を標榜する多くの踊り手は、「舞踏らしさ」にこだわり、舞踏の表層的なスタイルを模倣しようとする。みんな土方巽やその後に続く舞踏家の背中を見ているのである。しかし、舞踏にとって最も大事なことは土方巽の背中を見ることではなく、土方が見つめていた物をこそ見ることなのだ。今の植野にそれが出来ているかどうかは分からないが、少なくとも形を真似るところからは抜け出せているようだ。

・ moreDANart (韓国)『WOBBLY』

振付/イム・ヘウォン
構成/キム・ジサン
出演/キム・ヘユン、カン・スンヒョン、イム・ヘウォン


<振付家コメント>
それは、葦のような人間の話です。四方八方から吹き付ける風に、葦はためらいもなく舞い、漂い、ぶつかり合い、流されるままに動きます。私たちは自分の声で話していると信じていますが、もしかしたら、私たちはただ吹き荒れる風の音を反響させているだけなのかもしれません。

<芸術監督コメント>
私たちは情報の渦の中にいる。沢山の情報が洪水の様に押し寄せ、私たちの価値観を激しく揺さぶる。しかも、その情報の中の多くのものは事実に基づかない不確かなものか、あるいはまったくのフェイク情報なのである。その渦の中で、私たちはどうやって正気を保つことが出来るのか。いや、もともと「正気」などという状態は果たして存在するだのろうか。

・オレ・カムンチャラ(フランス/ラオス)『CERCLE』

振付・出演/オレ・カムンチャラ
音楽/デトレネ


<振付家コメント>
振付家が西洋と東洋、ストリートの動きと古典芸術の動きを借用しながら対話する、文化の交差点に立つソロ。内側には親密な空間、外側には探求の場。この「円」は、ダンサーの身振りに見出されるある種の普遍性と、新たなメカニズムを探求するよう駆り立てる絶え間ない動きを想起させます。  

<芸術監督コメント>
オレが舞台に登場した時に、その自然で、しかも揺るぎのない自信に裏付けされた歩みに眼を奪われた。オレはラオスで生まれ、フランスで育ったラオス系フランス人である。その彼がラオスとタイで学んだ古典舞踊と自身の原点であるヒップホップとの融合を図ることで、まさに「西洋と東洋の文化交差点に立つソロ」を創り上げたのである。

・キム・ヒジュン(韓国)  『Épuiser』

振付:キム・ヒジュン
作曲:パク・ジュンヨン


<振付家コメント>
ダンスを通して身体が消耗していく過程を描きながら、身体に宿るダンスが「現前する身体」を顕わにするための関係性として機能していることを示す。最終的には「存在するために消耗している」という、身体とダンス の相互的な関係に向き合おうとする。
 
<芸術監督コメント>
「 Épuiser」はフランス語で「使い切る」というような意味合いの言葉である。ヒジュンは自分の体力を「使い切る」ように踊る。まさに消耗するために踊っているのである。やがて彼の衣服から無数のコインがこぼれ落ち、舞台にばら撒かれていく。そのコインがステージにぶつかる音が彼の悲鳴のようにも、涙がこぼれ落ちる音にも聞こえる。




◆2月7日(土)19:00〜 ファイナリスト第2組
・小林 萌(日本) 『 ens 』 Moe Kobayashi (Japan)

振付・出演/小林 萌
Choreography and Dancer: Moe Kobayashi

<振付家コメント>
境界が曖昧になって行く現代において生身の体の存在について問う。

<芸術監督コメント>
最初にエントリー画像を観たとき、彼女の身体の切れに驚いた。この鋭い動き、凛とした腰の落とし方はダンサーのそれではない。その後、プロフィールを見て納得した。そこには「5歳から始めた空手で黒帯を持ち、武道と舞踊をルーツにもつ」と書かれていたのだ。なるほど、それなら納得できる。その動きに強靭な想像力が入り込んだとき、こんな作品が誕生する。これから先が楽しみなダンサーである。

ジャスティン・リー(香港)
『Does My Body Represent My Whole Self?』

振付/ジャスティン・リー
出演/フェリックス・チュン


<振付家コメント>
<私の身体は私のすべてを体現しているのか?>
身体は空っぽの殻のようで、そこに宿る魂とはわずかにずれています。孤独と変容が絡み合い、脆さが静かな強さを露わにしていく。それは、真の糸で織り成された繊細なタペストリーのようです。

<芸術監督コメント>
ジャスティンもまた二度目の参加である。私が彼女の作品を初めて観たのは2020年1月の香港。催涙弾の煙と匂いが立ちこめる街中で、機動隊と市民がぶつかり合うという異常な緊張状態の中で上演された彼女の作品は、まさに危機感溢れるものだった。今回の作品は、そんな興奮状態からは一歩身を引き、自分自身と真摯に向きあう作品となっている。あれから6年の歳月が流れたのである。

・小松﨑 結友/三木 麻衣 (日本)  『カフネー』

振付・出演:小松﨑 結友/三木 麻衣

<振付家コメント>
「カフネー」とはポルトガル語で、家族や恋人、ペットなど、愛するものを撫でる、髪にそっと指を通すしぐさのこと。それは、互いを感じる、言語的なコミュニケーションを越えた、すてきな「ダンス」だと私は思います。  

<芸術監督コメント>
まさに「カフネー」な作品である。このようなデュオ作品は互いに密接に絡み合って踊るコンタクトムーブメントでスキルを見せる方向に向かうか、あるいは叙情的にベッタリとした私的表現になってしまうかのどちらかが多いのだが、二人はギリギリのところで互いの距離をとり、そしてまた自身の感情からもは距離をとることに成功している。

・パク・スヨル(韓国)  『Glass Woman』

振付/パク・スヨル
出演/ソ・ジョンビン、ペク・チャンヤン、ペク・ソンファ、ナム・ヒギョン
 

<振付家コメント>
もし身体がガラスでできていたなら、何も隠せないだろう。  

<芸術監督コメント>
パク・スヨルは2023年に続き二度目の参加である。スヨルは群舞の振付がとても良い。バラバラに踊っていたダンサーがスッとユニゾンに入ったかと思うと、それが型になる前にまたスッとズレていく。今回の作品はジェンダーに焦点を当てた意欲作で、マスクや便器の使い方など意表を突いた作品になっている。

・トーマス・ヌーン(イギリス/スペイン)  『After Party』

振付・出演/トーマス・ヌーン

<振付家コメント>
ブラジル人アーティスト、アンドレ・メロの驚異的な人形を称え、無生物に命を吹き込みたいという私たちの欲求を巧みに操る「アフター・ザ・パーティー」は、遊び心と詩情にあふれた、私たちの二面性と内なる対話を描いた作品です。  

<芸術監督コメント>
トーマスは人形を操りながら踊っているのではない。彼は自分自身と対話し、自分自身に見つめられているのだ。お前は誰だ。お前はいったい何者なんだ。彼は彼自身からそのように問いかけられている。その答えは出るのだろうか。




◆2月8日(日)15:00〜 ファイナリスト第3組
・ アデル・ゴー (シンガポール)/クォン・ヒョク (韓国) 『A time within time』

振付・出演/アデル・ゴー(シンガポール)、クォン・ヒョク(韓国)

<振付家コメント>
時間の中の時間−−−。パンデミックの中で、私たちは時間の間に生きています。 そして時間の錯覚−−−。このハイブリッド作品は、異なるタイムゾーンに住む二人によるZoomコラボレーションです。

<芸術監督コメント>
アデルも二度目の参加である。この作品は二人のダンサーがシンガポールと韓国という1時間の時差のある国にいながら、Zoomを用いて共同制作したものである。制作が終了する間際まで、二人は実際に会ったことがないという。パンデミックはこんな不思議な創作手法をも生み出したのである。

・髙 瑞貴 (日本)  『KAIROS 』

振付・出演/髙 瑞貴

<振付家コメント>
全宇宙共通ではない、「至極、主観的な時間」への突入は、時に秘密的な嗜好や野性に似た興奮を携え、身体が概念の外に「抜け出す」瞬間にやってくる。この作品は「抜け出す」という行動/目的を持って想像空間へ投げ入れられた一人の身体が、希望の表出まで試みる挑戦的ダンスである。

<芸術監督コメント>
高のダンスはとても硬い。それは「身体が硬い」というような意味ではなく、ダンスの質が硬いのである。この硬さがどこから来るのか不思議だったのだが、振付家コメントを読むとよく分かるように、彼女の踊りはかなり硬い哲学的概念に支えられているのである。「理念によってコントロールされる身体」という哲学は極めて西洋的なものであり、近代的なものだ。それがこれから先、吉と出るか凶と出るか。彼女はギリギリの所に立っている。

・ヌートナファ・ソイダラ(ラオス)  『90/now』

振付・出演:ヌートナファ・ソイダラ

<振付家コメント>
タイトルの「90」は私が産まれた1990年を、そして「now」は私の現在を表しています。この作品は私の私の個人的な旅の物語であり、同時にラオスの伝統舞踊とコンテンポラリー・ダンスを融合させた文化的変化を反映しています。  

<芸術監督コメント>
ヌートの踊りはいつも哀しさを感じさせる。ラオスの伝統舞踊に基づいた手の動きが美しければ美しいほど、それが失われていく哀しさを想起させるのだ。ラオスには美しい自然がある。しかし、そこを訪れてみれば目につくのは海外ツーリスト達の姿ばかりだ。ラオスの伝統文化もやがてそのように消費されていくのだろうという思いが、哀しさを誘うのだ。

・藤井 香(日本)  『渦』

振付/藤井 香
出演/江積志織、海保文江、佐々木春呼、松元日奈子、藤井香

<振付家コメント>
欲をもって欲を制すことを躊躇わず、クレイジーに侵食される世界を12分間の中で体感することを試みます。「欲望の誕生」、「取る人、取られる人」、「欲望渦巻きまくる世界」という流れで創作しています。

  <芸術監督コメント>
5人のダンサーによる群舞作品だが、振付が実にバカバカしい。ふざけているのかと思いつつ観ていると、そのうち彼女らの振りが極めて日本的なリズムと所作に基づいていることに気づく。そしていつの間にかそのリズムに乗ってしまい、彼女らのバカバカしさに共感している自分がいる。

・井田亜彩実(日本)/ソ・ジョンビン(韓国)『Sleepwalker』

振付・出演/井田亜彩実/ソ・ジョンビン

<芸術監督コメント>
井田は日本人ダンサーの中では異色の存在である。他のどのダンサーと組んでも、彼女だけが異彩を放つ。それは彼女の身体的強度、類まれな想像力と集中力によるものである。井田と釣り合うダンサーはいないものかと常々考えていたのだが、日本人ダンサーの中には見当たらない。そう思っていた矢先に天才ダンサー、ソ・ジョンビンが現れた。ジョンビンの身体的強度と美しさ、想像力と集中力の異常な強さは井田の唯一無二の個性に匹敵する存在である。そう思って二人のコラボ企画を提案した。二人とも、互いの公演動画を見て二つ返事で企画に乗ってくれ、昨年12月22日から秋田に来て滞在制作を行った。さて、この二人の出会いがどんな作品を生むのか。皆さんも私と一緒に、二人の作品が誕生する瞬間に立ち会っていただきたい。


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2025年
8~10月

国際舞台芸術祭
『踊る。秋田』Vol.10 ~秋~

国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』は本年創設10周年を迎えたのを機に、名称を国際舞台芸術祭『踊る。秋田』に改め、プログラムに演劇も加えて通年開催に移行します。
その第1弾として去る5月25日に、韓国最大の国際ダンスフェスティバルであるSIDanceを迎え、国際舞台芸術祭『踊る。秋田』Vol.10 ~春~『SIDance Akita』として開催いたしました。
それに続き、8月30日からは『踊る。秋田』Vol.10 ~秋~が始まります。
新生『踊る。秋田』にご期待下さい。



ウンゲツィーファ公演


『旅の支度』
切り離せないものたちと、それでも旅を始める

母が再婚し、式をハワイでやるらしい。
弟は出発前夜まで連勤が続いたが、ようやく仕事を終え、旅行のはじまりに浮足立つ。
母と関係が悪い姉を空港に連れていく為に部屋を訪ねる。
そこには到底運びきれない量の旅行荷物が積まれていた。
姉は弟の指示のもと荷物を減らす作業を始める。
しかし一向に荷物はまとまらず、夜は更けていく。
姉は旅が嫌いだった。


2025年8月30日(土)19:00~
2025年8月31日(日)15:00~
脚本・演出:本橋龍
出演:黒澤多生 / 豊島晴香

舞台評

坂口恭平
ウンゲツィーファの演劇では、いつも自分が生きてて何気なすぎて記憶に残していないほうの部分を目の当たりにすることになる。
そんな空間を、同じ現実の中で、僕が生きているのに経験できるのは、とんでもないことなんじゃないか。

丘田ミイ子(文筆家)
上演時間は1時間ちょっとで決して長くはない。会話も難解な言葉を用いないし、一見日常的な会話劇である。ウンゲツィーファの演劇のすごいところはまさにそこである。
パッと見普遍的でさりげない時間の中で人の心が小さく泡立ち、擦れ合い、戸惑いを覚えるくらいの波になり、やがて予想もしないうねりを見せていく。
人の感情の発端と経過に目を凝らし、耳をすまさなければ生まれようのない景色がそこには広がっているのだ。
かくして『旅の支度』はコンパクトながら決してライトな作品ではない。心に残すものが大きく、余韻を噛み締めるのにもそれなりの時間を要する大作である。


本橋龍から秋田の皆さんへ

『旅の支度』は、2024年4月に「ウンゲ演劇集 ふたりぼっちの星」という部屋を舞台にした2人芝居のショーケース企画にて誕生した作品です。第30回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作にも選出いただきました。ウンゲツィーファの中でも人気が高い作品です。
この度、『旅の支度』を単独の公演企画として再構成することになりました。しかも、旅公演として秋田と東京を回ります。
旅の支度はとても小さな演劇です。2人の俳優とコンパクトな美術で紡がれる、世界の端っこのアパートの一室での一晩のお話しです。
小さいからこそ、様々な人の心に収まる普遍性を持っていると思います。
今後も継続して上演を重ねていきたい、大切な作品のひとつです。
今回の旅を通してどのように作品が育っていくのか楽しみでなりません。



龍昇企画公演


『阿房列車』
平田オリザの戯曲を流山児祥が演出するという。
これは演劇史に残る「事件」だ。
果たして、どのような舞台になるのか、注目の公演。

平田オリザより秋田の皆さんへ
『阿房列車』は1991年、元祖演劇の素いき座の土井道肇さんからの依頼で、私が初めて他の劇団に書き下ろした作品です。元祖演劇の素いき座さんは、その後25年の長きにわたって、この不思議な戯曲を上演し続けてくださいました。
そして、当時からファンだった龍昇企画さんが、この作品を取り上げてくださるというのも、私にとっては夢のような出来事です。どんな舞台になるのか、いまから楽しみにしています。


2025年9月6日(土)19:00~
2025年9月7日(日)15:00~
作:平田オリザ
演出:流山児祥

龍昇企画とは

俳優・龍昇が1985年に旗揚げ。年1~2本のペースではあるが、着実に作品を発表し続けている。ひとりの役者が、作家・演出家・キャスト・スタッフを雇い、プロデュースするというスタイルを40年近く貫いている。
これまでも様々な作家(平田オリザ・平田俊子・犬井邦益)や、演出家(佐藤信・岡本章・松本修・福井泰司・大橋宏)と手を組み、生み出された作品は多岐に渡るが、集団としてのポリシーは「役者が舞台上にしっかりと立ち得る劇空間を創りあげること」であり、その実現のためには手間暇を惜しまない。
2005年より夏目漱石作品の舞台化に挑戦。2008年~2010年にかけて前川麻子作品に取り組み、「モグラ町シリーズ」三部作を上演、2014年は作・演出に少年王者舘の天野天街を迎えた温泉ドラゴンとの共同企画公演「カム伝」が世代を超え大きな反響を呼んだ。
また井上ひさし作「父と暮せば」を2018年と2022年に上演し、新境地を開いた。常に新しさを追いながらも大人の鑑賞に堪える芝居づくりを目指している。



Designare Movement(韓国)公演


『Forest』
本年2月の国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.9で、第二回土方巽記念賞を受賞したソ・ジョンビンが出演する注目のダンス作品。

舞台評
『フォレスト』は、繊細で緻密な振付とダンサーたちのパフォーマンスとテクニックによって深い印象を残し、純粋な動きだけで観客の心を掴むに十分な作品でした。

── 作家/評論家 カタジナ・ニエドゥルニー(ポーランド)


2025年9月20日(土)19:00~
2025年9月21日(日)15:00~

Designare Movementとは

韓国大邱市でNDA(New Dance for Asia)International Dance Festivalの芸術監督を務めるユ・ホシクが主宰するダンスカンパニー。 ホシクは韓国内のダンスコンクールで優勝し、兵役免除の特典を与えられた優れたダンサーでもある。また、カンパニーの中心メンバーであるソ・ジョンビンは今年2月の国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.9で第2回土方巽記念賞を受賞している新進気鋭のダンサーである。本作はポーランドの国際ダンスフェスティバルに招聘され、高い評価を受けた。



いいいのいー公演


『寿歌』
1979年の初演以来、演劇界に衝撃を与え、数々の伝説も生み出してきたあの北村想の名作傑作戯曲「寿歌」が、平均年齢73歳という魅力的なベテラン役者陣によって蘇る。

核戦争の終わったある関西の地方都市。ガレキの道、焼けた空気の中、家財道具をリヤカーに積んでゲサクとキョウコは旅を続けていた。そこへ乞食のような男ヤスオが現れる。
はてさて3人が向かう場所とは一体…。


2025年10月25日(土)19:00~
2025年10月26日(日)15:00~

いいいのいーとは

いいいのいーは、「い」がつくメンバー、井村昂(元・黒テント)、伊東由美子(離風霊船)、猪股俊明(元・金杉忠男アソシエーツ)、五十嵐恵美(制作)、そして演出の大西一郎(ネオゼネレイター・プロジェクト)が結成したプロデュースユニット。
1979年の初演以来、演劇界に衝撃を与え、数々の伝説も生み出してきたあの北村想の名作傑作戯曲『寿歌』が、平均年齢73歳にも及ぶ魅力的なベテラン役者陣によって蘇る。


2025年
8月

本橋龍
演劇ワークショップ開催!

2025年8月27日(水)19:00~

ウンゲツィーファ主宰の劇作家・演出家、本橋龍氏の演劇ワークッショップが開催されます。受講資格はとくにありません。
演劇経験者、未経験者、どなたでも受講できます。
あなたも本橋氏の「撹拌(かくはん)される会話劇」を体験してみませんか?

本橋龍プロフィール
演劇ユニット「ウンゲツィーファ」主宰。映画美学校アクターズコース講師。
1990年、さいたま市出身。リアルな日常描写と潜在意識にある幻象を、ひとつの舞台空間で重ね合わせ、複数のシーンやキャラクターが交錯することで、新たな景色や感情を生み出していく「撹拌(かくはん)される会話劇」として独自の作風を確立。
代表作『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞大賞を受賞し、以降も2年連続で優秀賞を受賞。
映画美学校アクターズ・コース19年度公演「シティキラー」、22年度公演「ビーコンライツ」にて脚本演出を担当。


2025年
5月

2025年
2月

国際ダンスフェスティバル
『踊る。秋田』Vol.9

2025年2月8日(土)、9日(日)アートボックス卸町にて開催!


例年10月に開催されてきた国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』は、今年度より開催時期を2月に改めて開催されます。10月は世界各地で国際ダンスフェスティバルが開催されており、出演ダンサーや海外ゲストのスケジュール調整がとても難しくなっていることから、今年度より開催時期を厳寒の2月に改めて開催されることとなりました。
海外から参加するダンサーやゲストは、みな秋田の美しい雪景色に心を打たれ、子供のようにはしゃいで雪と戯れます。そんな彼等と共に、厳寒の秋田は熱く燃え上がります。

●プログラムA

Asia Festival Exchange 第1組
2025年2月8日(土)18:00〜開場、19:00〜開演(終演予定)20:10
於/アートボックス卸町


Are You Guilty?(韓国)

カンパニー名/TOB GROUP
振付/Kim Min
出演/Kim Min, Lee Madrid, Lee Changmin

この作品は「テアトルダンス」と呼ばれるスタイルの作品で、まるで演劇のように展開される。演劇ファンの方ならご記憶かもしれない、つかこうへい作の『熱海殺人事件』を彷彿とさせるようなこの作品は、容疑者と刑事の関係が目まぐるしく入り替わり、誰が容疑者で誰が刑事なのかが分からなくなってしまう。さて、本当の容疑者は誰なのだろう?


Phuying(ラオス)

カンパニー名/Fanglao Dance Company
振付/Noutnapha Soydala
出演/Noutnapha Soydala、Silibangone Vongsa、Pavina Vilaphun、Vanthiva Xayxana

ラオスはかつてフランスの植民地だった歴史を持つ。今でも首都ビエンチャンの中心には、パリの凱旋門を模したミニ凱旋門、パトゥーサイがある。この作品は、そうした歴史の中で生きるラオスの女性達の現在の姿を、ラオスの伝統舞踊とヒップホップのテクニックをミックスさせる形で表している。まさに、ポストコロニアリズムを実感させる秀作である。


Postponed(韓国)

振付/SEO JEONG BIN
出演/SEO JEONG BIN

ソ・ジョンビンは昨年の『踊る。秋田』Vol.8で、麿赤兒、石井達朗、山川三太の三人の審査員が全員一致で土方巽記念賞に値すると評したダンサーである。昨年は助成金の使用規定により「コンクール、コンペティション」を正式に開催できなかったために、残念ながら公的に賞を授与することは出来なかった。
そのソ・ジョンビンが新作を持って再び『踊る。秋田』に登場する。彼女の強い身体性、迫力あるイメージ喚起力、そして見事な美しさをご堪能いただきたい。



●プログラムB

Asia Festival Exchange 第2組
2025年2月9日(日)14:00〜開場、15:00〜開演(終演予定)16:10
於/アートボックス卸町


Push and Pull(台湾)

カンパニー名/HUNG DANCE
振付/LAI Hung-chung
出演/LEE Kuan-ling 、LU Ying-chieh

振付家のライ・ハンチャンはHUNG DANCEというダンスカンパニーを主宰すると同時に、台北でStray Bird Dance Platformという国際ダンスフェスティバルも主催し、世界的に活動を展開している振付家である。彼の『Birdy』という作品は、2017年の「土方巽記念賞」国際コンペティションでオーディエンス賞を受賞しているので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。今回のデュオ作品も、ライらしい美しい作品である。


Chang-gwi-da!(韓国)

カンパニー名/Choomna Dance Company
振付/Kim Joseph
出演/Lee Seahyun, Moon Mira

タイトルのChang-gwiは虎に殺された後、他の犠牲者に憑りつく悪霊となる幽霊のこと。その美しい姿は、時に恐ろしく、花のように見えて人を襲うように思えるという。
韓国の男寺党<ナムサダン>などの旅芸人が使用する被り物を上手くアレンジして使っているこの作品は、古典芸能とコンテンポラリーダンスを融合させることを得意とするキム・ジョセフならではの美しい作品である。


ANGER(韓国)

カンパニー名/Company Siga
振付/KIM Soyeon
出演/BYEUN Hyelim, LEE Selim, LEE Woobin, Taenyoung

ダンスを観る楽しみの一つは、ダンサーが息を合わせて展開するダイナミックなユニゾンである。しかし、それは諸刃の刃でもある。ダンサー全員がダイナミックに展開するユニゾンは、時にただノリの良さとダンサーのスキルだけが際立ち、作品の核心を見えにくくしてしまうことがある。しかし、シガの作品は全編群舞のユニゾンであるにも関わらず、それが深い核心テーマを浮かび上がらせる。


Simposio(イタリア)

カンパニー名/Compagnia Bellanda
振付/Giovanni Leonarduzzi、Lia ClaudiaLatini
出演/Giovanni Leonarduzzi、Lia ClaudiaLatini

様々な国のフェスに出かけ、そこに登場する男女のデュオを観る度に辟易させられることがある。それはどのデュオ作品も、男と女が別れる、切れる、すれ違うという形でしか展開していかないことだ。そんな時、このデュオ作品を観て驚いた。男と女だと思っていた二人が、いつの間にか雌雄同体、アンドロギュヌスのような両性具有の生き物に変化していくこの作品は、それまでの男女デュオのイメージを完全に覆してしまった。この驚くべき身体性を是非目撃して欲しいと思う。



●ゲスト

麿赤兒
大駱駝艦主宰
(一社)PAL芸術参与

石井達朗
ダンス評論家
(一社)PAL芸術参与

松本修
Mode主宰/演出家
(一社)PAL芸術参与

乗越たかお
ダンス評論家

ナム・ジョンホ(韓国)
韓国国立現代舞踊団
前・芸術監督

イ・ジョンホ(韓国)
SIDance 芸術監督

チャン・グワンリョル(韓国)
IPAP CEO

ユ・ホシク(韓国)
NDA 芸術監督

ダニエル・ユン(香港)
HDX 芸術監督

ステラ・ホー(マカオ)
マカオCDE スプリングボード
芸術監督

アスィリーナ・スィー(シンガポール)
cont・actコンテンポラリーダンスフェスティバル
統括マネージャー

2024年
12月


2024年
10月

杮落とし公演

第1弾 ダンス部会

麿赤兒ソロ舞踏『Alter Ego』

音楽:エリック-マリア・クチュリエ 2024年10月5日(土)19:00~ (一社)PALの芸術参与を務める麿赤兒がアートボックス卸町の完成祝って舞うソロ舞踏公演。本作は9月にベルギーの首都ブリュッセルのArtonovフェスティバルで初演された後、そのまま秋田に移動して行われる日本初演の舞台です。




第2弾 音楽部会

halos ライブ

2024年10月12日(土)19:00~ (一社)PALの音楽部会長を務める諸越俊玲がドラムスを担当するhelosのライブ公演。客演として同じく諸越がドラムスを務める英心トリオも出演予定。




第3弾 エンタメ部会

『寝床の会』

出演:古今亭菊志ん(落語)
   竹本泉太夫(義太夫)
2024年10月19日(土)19:00~


落語に「寝床」という噺があります。義太夫が好きで好きで堪らない大店の旦那さんが、店子を集めて無理矢理義太夫を語って聴かせようとするのですが、それがあまりにも下手でひどい声なものだから、店子全員がのたうち回って苦しむという滑稽噺です。それを菊志ん師匠に演じてもらった後に、本物の義太夫を聴いてみようという趣向の「寝床の会」。泉太夫の創作義太夫『泣いた赤鬼』は子供にも分かりやすい噺です。どうぞ、お楽しみ下さい。